3月以降の電気料金におけるご負担軽減策につきまして(個人・法人低圧契約のお客さま)

2021/02/19 (金)

日頃よりめぐるでんき(供給元:みんな電力)をご利用いただき、誠にありがとうございます。

昨年末から1月下旬にかけて、日本卸電力取引所(JEPX)における電力価格が急激に高騰したことを受け、1月8日付「卸電力市場の価格高騰に伴う2月以降の電気料金への影響と対応につきまして」にて、お客さまへの影響見通しについてご案内させていただきました。

今冬、日本卸電力取引所(JEPX)において、過去に例を見ない著しい高騰が発生しました。1月24日頃より、現在は高騰以前の程度に落ち着いてきています。当社は仕入れ価格の変動を緩和するため、電源コストを6カ月平均で調整する「電源コスト調整単価(めぐるワリ)※1」という仕組みを採用しております。しかし、1月の市場平均価格は60円を超え、通常の約10倍という著しいものであったため、お客さまの3月以降の電気料金への影響が小さくないことから、3月以降の電気料金におけるご負担軽減策について以下の通りお知らせいたします。

※1 めぐるワリ詳細はこちらをご覧ください
https://meguru-denki.com/individual/price/


1. 3月以降の電気料金におけるご負担軽減策

当社は主にFIT電源および再生可能エネルギーを仕入れ、お客さまに供給しています。

このうちFIT電源の仕入れ価格は、制度上、卸市場価格と連動しており、今回の高騰の影響を受けています。当社の料金体系として、仕入れ価格の変動は電源コスト調整単価(めぐるワリ)として電気料金に反映させていただいておりますが、過去に例をみない仕入れ価格の高騰のため、以下2点の対応策を実施いたします。


(1) 非FIT電源の調達に注力し、仕入れ価格の高騰を最小限に抑制します

卸市場の影響を受けない非FIT電源の調達に努め、これまで以上に価格変動を最小限とする電源調達を行ってまいります。1月度の非FIT電源の比率は約30%まで引き上げています。

(2) さらに1月度の仕入れ価格の半額を当社にて負担し、電源コスト調整単価(めぐるワリ)を算出します

(1)の通り、非FIT電源を調達することで仕入れ価格の高騰を最小限に抑えていますが、さらにお客さまのご負担を軽減するため、1月度の仕入れ価格の半額を当社で負担いたします。残り半分の仕入れ価格をもとに、電源コスト調整単価(めぐるワリ)を算出し、2021年3月度から8月度の6カ月間の電気料金に反映させていただきます。

ご負担軽減策を実施することでの3月度の電源コスト調整単価(めぐるワリ)は以下をご参照ください。

<ご負担軽減策を実施しない場合>
 対象年月   東京
 2021年3月 15.02円
 2021年2月  -4.48円

例)使用量300kWh/月の場合、2020年3月比5,220円増(東京電力エリアの場合)


<今回の軽減策適用時>
 対象年月   東京
 2021年3月   0.64円
 2021年2月  -4.48円
例)使用量300kWh/月の場合、2020年3月比906円増(東京電力エリアの場合)


■3月の電気料金シミュレーションはこちらから実施ください

現在ご利用の電力エリア、契約種別、契約容量、対象月(2021年3月)をご選択のうえ、3月の想定電力使用量を入力し、電気料金をご確認ください。

個人・法人低圧契約のお客さま  https://meguru-denki.com/individual/data/


2. 今後の見通し

このたびの仕入れ価格の高騰は、2021年3月度から8月度の6カ月間の電気料金に影響が出てくる見込みです。現在、日本卸電力取引所(JEPX)における電力価格は落ち着いていますが、お客さまへのご負担が過度に増加することないよう、今後も市場動向を注視してまいります。

また、市場変動に影響を受けない非FITの再エネ電源比率をさらに高められるよう、これまで以上に非FIT電源の調達に尽力いたします。

3. 本件に関するお問い合わせ先

本件につきましてご不明な点などございましたら、下記問い合わせ先までご遠慮なくお問い合わせください。



めぐるでんき カスタマー・サポート

TEL:03-5656-5458 (受付時間 平日10:00~17:00)

E-mail:meguru@meguru-energy.com

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