お客様の声(法人)

ノーマライゼーションの推進に期待しています

お客様の声 東京都プリプレス・トッパン株式会社

東京都プリプレス・トッパン株式会社
取締役
島津 健二氏
取締役
一瀬 逸三氏
総務部 部長
三代瀬 誠宏氏

社会貢献を目指す企業同士の共感

当社は障害者の自立した社会参加を促進することを目的に第三セクター方式で設立された凸版印刷(株)の特例子会社です。たとえ身体的な限界があっても、その能力や可能性に限界はありません。仕事を覚え技術力を高め、仕事を通じて社会に参加する喜びや誇りを感じてもらいたい想いから、障害者の「社会との共生」に向けた様々な環境整備や支援を行って就労の場を提供しています。福祉の側面での社会貢献、地域活性化を目的にし、電力小売をそのための手段とされているめぐるでんきさんとは共通する考え方が多く、このたび電力の供給をお願いすることとなりました。(島津氏)

めぐるでんき代表の渡部さんがエネルギー会社にいたころ、凸版印刷のエネルギーマネジメントに関して相談させていただいたのが最初の出会いと聞いています。社会貢献を目指す企業同士ということもあって、めぐるでんきさんへの電力切り替えはとてもスムーズにすすみました。当社の社屋の電力はすべてめぐるでんきさんから供給を受けることになっています。(一瀬氏)

安さだけではないめぐるでんきの魅力

いわゆる新電力の魅力といえば安さですが、めぐるでんきさんにはそれだけではない、めぐるでんきさんでなければできない部分がいくつかあります。当社が電力供給をお願いした決め手といえますが、そのひとつが地域貢献です。当社グループにとって板橋は、1938年に大規模印刷工場を初めて建設した馴染み深い地です。地元という意識も強く、何か貢献できればという思いもありました。電力を購入するとそのお金の一部が地域貢献に使われるというめぐるでんきさんの仕組みは、とてもいいアイデアだと思います。(三代瀬氏)

私たちの障害者雇用には、社会貢献という意味もあります。しかしその実態がどんなものなのか、働きたい意思を持つ障害者にも、障害者を雇用したい企業にもなかなか伝わっていません。今のところめぐるでんきさんにお願いしているのは電力供給のみですが、障害者について、あるいは障害者雇用について周知できる機会をもっと増やせないか、そのために一緒に何かできるかもしれません。その可能性は十分あると考えています。(島津氏)

これまでの電力料金の判断基準は、コストが折り合うか、つまり安くて安定供給されているかが重要でした。ところがめぐるでんきさんは単なる電力販売会社ではなく、地域社会がかかえる諸問題を解決できる要素を多く含んでいます。これはまさにソーシャルインパクトそのもの。当社が選んだ大きな理由です。(三代瀬氏)

福祉がかかえる問題×めぐるでんき

障害者雇用の課題として、障害者の能力の理解とそれに見合った仕事の確保があります。もちろん企業としての努力も必要ですし、付加価値を模索しているところではあります。例えばこれを地域貢献と結び付けて、地域の障害者の自立という観点も付与しながら解決につながる取り組みができないだろうかと考えています。(一瀬氏)

当社が業務を通じて直接お手伝いできる様な仕組みであれば尚良いのですが。(三代瀬氏)

それと大切なのが、障害者とのコミュニケーションですね。実際に働いている障害者とコミュニケーションをとって、障害があっても働ける、障害がある人を雇用できるということをもっと知ってほしいと思います。(島津氏)

板橋が胸を張れるような、より魅力的な街、よりよい街にしていくということに関しては私たちも取り組んでいきたいと考えています。私たちの分野はやはり障害者福祉ですから、障害を持った人も住みやすい、そんな街にするために、いっしょに行動できたらと思います。(三代瀬氏)

東京都プリプレス・トッパン株式会社

1993年に、凸版印刷、東京都、板橋区の共同出資によって設立された、重度障害者雇用モデル企業。従業員約100名のうち8割が障害をもつ。各種印刷物の制作や組版システムの設計・開発、データベース構築などの委託業務を主業とする。

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