お客様の声(法人)

居酒屋発・ステキな未来を
いっしょにつくりましょう

お客様の声 養老乃瀧 株式会社

養老乃瀧 株式会社
代表取締役社長
矢満田 敏之氏

地元・としまをステキな街に

当社の発祥は長野ですが、養老乃瀧のフランチャイズ1号店は板橋区で、2006年からは本社を豊島区に置くなど、めぐるでんきさんの活動エリアには長年親しんできました。現在は豊島区内の複数店舗で電力供給を受けています。理由としては電力料金の低減、安定供給などいくつかありますが、やはり社会貢献に寄与できるという点が大きいですね。
当社でも地域の活性化に貢献できればと、2015年に「としま情熱基金」という地域貢献基金を設立しました。「としまの街をステキにする」をコンセプトに、区内で活動するNPO法人や任意団体を通じた地域貢献に参加してもらおうというものです。基金に参加する店舗で食事をしたり買い物をしたりすると、支払額の一部が基金に積み立てられます。年に1回、区内の団体を集めた「としまをステキにする提案」のプレゼン大会を行い、上位3団体に積み立てられた資金を提供します。基金の代表は退きましたが、活動は現在でも続けています。

電気が、自分たちに還ってくる

実はめぐるでんきさんとは、この基金を通じて知り合いました。基金から資金提供を受けたNPO法人の理事がめぐるでんき代表の渡部さんの知人で、資金の贈呈式でお会いしたのがはじまりです。地域貢献という点で私たちと共感できる部分が多く、電気料金の一部をその資金にするという仕組みもすばらしいと思います。地域に支えられながら活動している以上、その地域の活性化を願うというのは当然のことです。当社がとしま情熱基金を設立したのもその思いからですが、地域活性化とエネルギーを結びつけ、エネルギーをも地産地消していこうという発想。これはぜひ一緒にやりましょう、と。
そこで、めぐるでんきさんにとしま情熱基金の参加会員(資金提供者)になっていただきました。地域で使った電気料金が地域のために使われる。やがてはその電気も地域でつくる。これって、自分たちで使った電気料金がかたちを変えて自分たちに還ってくるということなんです。私たちとしては、一緒にやらない手はありません。
当社でも直接地域に貢献できればと、名物メニューの「バクハイ」の売上の一部を地域貢献活動に提供したり、バスケットボールBリーグの東京エクセレンス(ホームは板橋区立小豆沢体育館)の試合会場でバクハイを販売して盛り上げたりといった活動を続けてきました。いずれはめぐるでんきさんとも、こうした活動を通じた協業ができるといいですね。

居酒屋もインフラ

当社の本業は飲食業ですが、価値観やニーズの変化とともにその姿も変わってきました。単に飲食を提供するのではなく、場所やそこで過ごす時間も提供していると考えています。一種のインフラです。さらにいえば、居酒屋はお酒を飲むだけではなくもっとさまざな役割を果たせると思うのです。その思いを具体化させる取り組みのひとつとして、居酒屋の未来を考える「居酒屋ハッカソン」を開催しています。飲食とは無関係の業種からの参加が多く意外でしたが、居酒屋をひとつのインフラと考えれば納得できる気がします。めぐるでんきさんは「でんき×地域貢献」ですが、これはもう「でんき×居酒屋×地域貢献」になってもいいかもしれませんね。

養老乃瀧 株式会社

長野県松本市で1938年に創業した食堂を始祖とし、戦後居酒屋業に転換。1956年に「養老乃瀧」1号店を開店し多店舗展開を開始。2006年に池袋の自社ビルに本社を移転。2015年、豊島区内のNPOに資金を供給する「としま情熱基金」を設立。

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としま情熱基金

としま情熱基金は、平成26年に、豊島区内で活動するNPO法人を通じて「としまの街をステキにする」事を目的に創設。NPO法人の助力を得ながら、くらし、街づくり、教育支援など様々な分野で基金が活用され、地域社会に還元されることを目的としている。

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